企業団の創設時では、施設整備のための先行投資額が大きかったことから、資本費(固定費)を確実に回収し、安定経営を持続するため、責任水量制が実施されてきました。
しかし、近年の地域経済や社会情勢など環境が大きく変化していることを踏まえ、事業運営の長期的展望に立った水道料金等のあり方について検討を重ね平成16年4月より、 二部料金制に改めました。
責任水量制とは、供給契約で結んだ水量を責任をもって引き受けていただく制度であり実際に使用した水量が契約水量より少ない場合でも、契約水量分の料金を払っていただく制度です。
二部料金制とは、基本料金と実際に使用した水量に対する使用料金を徴収する制度です。
料金算定期間を決め、その期間中に水道用水を卸売りするために必要な費用(総括原価)を算出して、この総括原価を料金算定期間で回収できるように料金を設定しています。 |